子ども家庭ソーシャルアセスメント

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
217551   人間福祉学科(保育福祉) 後期 3 2 宮本 義信

授業の主題(テーマ)
 子ども、家庭・地域、福祉の三点観測ー家族支援の方法を考えるー

授業の目標(講義概要)
 現代の家族をめぐって、個人が多様な生活スタイルを選択する可能性や、家庭生活の新しい多面的なあり方がクローズアップされている。授業では、子どもにとっての今日的な家族状況をふまえ、そこに起こり生じている現象やその意味について、「子ども、家庭・地域、福祉の三点観測」という視点から、アセスメントを試みる。

授業計画
 エクササイズ、ケーススタディ、ロールプレー、グループ討議を中心に、以下の課題を展開していく。
1.家族中心ソーシャルワークの考え方
  アン・ハートマン女史のFamily Centered Social Work Practiceについて、アセスメント法(家族支援の3レベル)を中心に学習する。
2.家族に関する事例検討、ロールプレー
  課題1のアセスメント法に留意しながら、事例や面接場面を素材に、家族支援について検討する。
3.アメリカ(および台湾)の家族ソーシャルワーク実践の一断面
  現地踏査で収集した各種施設・機関のスライドを用いながら、日米台家族ソーシャルワークを比較する。

評価方法
 授業参加・平常点、レポート、試験の結果を総合評価する。

テキスト
ア の対人援助専門職―ソーシャルワーカーと関連職種の日米比較― 宮本義信 ミネルヴァ書房、2004年、\2,500

備考